【物 流】AZ-COM丸和ホールディングスとタイミー 大規模災害に相互協力

AZ-COM丸和ホールディングスとタイミーは、「大規模災害における相互協力協定」を締結した。

2011年の東日本大震災や、2024年の能登半島地震などの発生を受け、大規模災害の発生時の対策に関する意識は高まっている。その為、大規模災害発生時には、物資拠点での支援業務を行う人員をいかに迅速に確保するかが課題となっている。このような課題に対して、タイミーとグループ会社である丸和運輸機関は、さいたま市の協力のもと2024年10月に「大規模災害時の物流等に関する研修会」を開催し、タイミーワーカーに対して座学、実技、グループディスカッションを通して、物資拠点での支援業務を担える人材の育成に取り組んできた。

今回、両者の連携をさらに強化し、大規模災害発生時の物流・人材供給面のインフラの一部としての機能を果たすことを目的に「大規模災害時における相互協力協定」を締結する。

「大規模災害時における相互協力協定」の取り組み同協定では、下記3点について相互に連携して取り組む。

●「大規模災害時の物流等に関する研修会」の開催

・大規模災害発生時の迅速な人材ニーズに対応するため、タイミーのワーカーに対して、平時に「大規模災害時の物流等に関する研修会」(AZ-COM丸和グループ主催)を実施。

●大規模災害発生時に支援業務を担う人材をタイミーで募集

・AZ-COM丸和グループがタイミーを活用し、研修受講者に対して求人を公開。「1日単位」「履歴書・面接なし」というタイミーの仕組みを活用し、突発的な雇用ニーズに対して円滑なマッチングを実現する。

・また、研修未受講者でも対応可能な支援業務に係る募集については、タイミーがアプリ内で積極的に当該求人の周知協力を行う。

●支援業務の運営に関する共同研究プロジェクト

・研修会の開催を進めるとともに、「研修の効果的な実施方法・内容」、「研修受講者情報の管理方法」、「マッチング方法」、「ワーカーが行う支援業務の内容」等について共同研究を行い、全国各地での取り組み拡大につなげる。


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