【知 識】関東学院大学とみずほ銀行 包括連携協定を締結
関東学院大学とみずほ銀行は、産学連携の推進を目的とした包括連携協定を締結した。また産学連携推進の第一弾として、関東学院大学と、みずほ銀行等とWiLグループの合弁会社Blue Labは、研究業績要約の共同実証実験を実施した。
学術界では、所謂「眠れる知財」の活用促進、研究結果の社会実装や産業応用、研究資金・人材の確保、国際競争力の向上が課題であり、これらの課題解決にむけた「オープンサイエンス」の推進が重要な取り組みとなっている。一方で産業界はグローバル競争力強化に向け、既存技術の高度化や効率化に加え、イノベーションを起こす新たな技術の獲得を通して、持続可能な成長の実現を果たすことが求められている。
こうした産学界の抱える課題を両者の強みを活かして解決するべく、特許実施件数のトップランカー(※)である関東学院大学と幅広いネットワークを有するみずほ銀行は、包括連携協定の締結に合意した。
また産学連携推進の第一弾として、関東学院大学とBlue Lab共同で、大規模言語モデル(以下 LLM)を活用した研究シーズ集作成の実証実験を実施した。実証実験では、LLMを使用して研究者の研究実績から取り組み要約を自動生成し、同時に専門用語の平易化や産業応用の提案を行うことで、大学の研究成果を効率的に産業界へ還元することが可能になる。
※ 関東学院大学は文部科学省が公表した「大学等における産学連携実施状況について」(22年度実績)において、「特許権実施等件数」が7位、私立大学では1位と、知財創出および産学連携を推進している
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