【流 通】青山商事 靴下工場の繊維端材から誕生した靴下を発売
青山商事は、靴下生産量全国第一位の奈良県発祥WACS(R)プロジェクトとコラボし、靴下工場の繊維端材から誕生した靴下を、2025年2月13日から奈良県を中心とした洋服の青山限定50店舗と公式オンラインストアで発売した。
昨今、環境意識の高まりから企業としてもサステナブルな取り組みが重要になってきている。これまで洋服の青山では、様々なサステナブル商品を開発してきた。今回、靴下生産量全国第一位である奈良県の靴下工場の廃材を糸にし、その糸を奈良県の工場で再生産する資源循環型の靴下を企画した。奈良県は日本の靴下生産において約60%を占めており、製造工程で年間約160トン繊維端材が出ると言われている。この繊維端材を糸に甦らせるプロジェクト『WACS(R)(ワックス)』とコラボして「奈良の靴下工場の繊維端材から生まれた靴下」を開発した。
焼却処分されるはずだった端材を使い、染色を行わずに端材由来の色を生かしているため、焼却や染色時に発生するCO2や水使用量を削減することができる。さらに包装資材にはフックの代わりにつま先を縫製する際に出る端材の使用や、帯巻きに再生紙を使用するなど環境に配慮した。その他、靴下の色は奈良にゆかりのある名称から取っており、奈良県内の産地における循環型のモノづくりを目指した。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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