【知 識】ヤマト運輸とトッパントラベル 「グローバル人事コンシェルジュ」を開始

ヤマト運輸とトッパントラベルサービス(以下 トッパントラベル)は、海外赴任や外国人材受け入れに伴う、海外引越や海外赴任者の人事手続きなどをワンストップで支援する新サービス「グローバル人事コンシェルジュ」を、2025年2月3日から提供を開始する。

近年、企業のグローバル化に伴い、海外赴任者の増加や赴任先の多様化、外国人材の受け入れ拡大が進んでいる。一方で頻繁に変更されるイミグレーション情報の収集や、国によって異なる社員の海外赴任・外国人材受け入れの手続きなど、人事担当者の業務は複雑化している。人事担当者が国内と海外の人事業務を兼務しているなど、海外引越や外国人材受け入れに関するリソースやノウハウが不足している企業も少なくない。また海外引越や海外人事手続きなど、業務ごとに異なる手配先の選定・やり取りも人事担当者の業務負担となっている。そのため企業が効率的かつ安定的に海外赴任や外国人材受け入れを行うための体制構築のニーズが高まっている。

ヤマト運輸は1981年から本格的に海外引越業務を開始し、専門スタッフによる高品質な作業や日本全国の自社輸送網、31カ国・66都市のグローバルネットワークを強みとして世界各国向けにサービス提供している。トッパントラベルはTOPPANホールディングスのグループ会社として、1961年の創業当時から、数多くの日系企業と外資系企業の出張サポートとコンサルティング業務を展開している。2006年には「海外人事サポート業務」を開始し、海外赴任サポートや外国人材受け入れ体制構築などメーカーを中心に多くの企業の人事担当者をサポートしている。

今回、両社の強みを生かして、海外の人事業務担当者が抱える業務を一つの窓口で包括的に支援する新サービス「グローバル人事コンシェルジュ」の提供を開始する。今後も、ヤマトグループとTOPPANグループが培ってきたノウハウや経営資源を活用し、顧客が抱える課題やニーズに合わせた本サービスの拡充を目指す。

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です