【物 流】ヒューテックノオリン 冷凍食品における共同配送のリードタイムを1日延長
ヒューテックノオリンは2025年6月より、冷凍食品の共同配送において、出荷指示の受信日から、納品先への納品日までの日数を、従来「翌日」としていたものを、全て「翌々日」に変更する。
同社では厳格な温度管理が必要な低温食品物流を持続可能なものとし、安全・安心な食のライフラインを守るため、これまでも従業員の処遇および職場環境の改善や、機械化・システム化による省力化、また、主力事業である冷凍食品の共同配送の拡充により、効率的な物流に取り組んできた。
しかし自社のみでの取り組みには限りがあり、その効果も限定的とならざるを得ないため、荷主企業の理解と協力のもと、冷凍食品の共同配送におけるリードタイムを2025年 6月2日より、1日延長することとなった。オーダー受信日の翌々日を納品日とすることで、出荷・仕分けの作業を深夜時間帯から日中に変更し、配送車両やドライバー手配の許容時間を増やして、より混載の組み合わせを可能とすることで、次のような効果の創出を図る。
1) 庫内作業の軽減
① 深夜時間帯の作業量を 50%削減
② 日中時間帯における仕分け作業の実施
③ 雇用機会や採用可能性の拡大
2) 営業事務作業の軽減
① 車両調達時間延長による確保力向上
② 多重下請けの回避
3) 配送の最適化
① 混載率や配送ロットの向上による使用車両台数の圧縮
② ドライバーの拘束時間を考慮した配車の確立
③ 幹線車両台数の集約による荷待ち時間の削減
④ 車両台数集約による CO2排出量の削減
⑤ 確定物量での配車による予備車両の削減
移行準備期間:オーダー受信日が、2025年1月1日~2025年5月31日
切替日:2025年6月2日オーダー受信日より
なお、遠隔地など従来よりリードタイムが2日以上あった荷主については個別に対応する。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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