【知 識】日医工と富士通 AIの活用による医薬品製造DXの取り組みを推進

日医工と富士通は、富士通の行動分析AIサービス「FUJITSU KOZUCHI FOR VISION」と、ブロードリーフが提供する作業分析・業務最適化ソリューション「OTRS」および「OTRS+AI」を活用し、日医工の医薬品製造現場における無菌室の入退室時の作業漏れ検知や製造技術者の早期育成に向けて、共同実証実験を実施している。

日医工は、医薬品の製造工程や検査工程の品質向上・業務効率化を実現するため、医薬品製造DXへの取り組みを推進している。様々な課題がある中で、日医工は無菌製剤の製造工程における作業品質の標準化と、新人や中途採用者の早期育成も課題と考えている。

これらの課題を解決するため、日医工と富士通は、日医工の製造工程における作業漏れ検知の高度化や、ベテラン技術者のノウハウ継承による技術者の早期育成に向けて、AIを活用した共同実証実験を行うことについて合意した。両社は医薬品の供給不足解消に向けて医薬品製造のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速していく。


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