【知 識】PwC Japan監査法人と宝印刷 有価証券報告書等の英文開示支援
PwC Japan監査法人と宝印刷は、有価証券報告書などの英文開示支援サービス提供に向け、協業を開始する。海外投資家による日本株への注目が集まり、開示書類を英文で開示する必要性がこれまで以上に高まる中、ディスクロージャーのリーディングカンパニーである宝印刷と、監査法人として会計・開示内容についての知見を持つPwC Japan監査法人が、海外投資家の投資判断に寄与し得る、英文開示支援サービスを協働で提供する。
東京証券取引所(以下 東証)は2024年5月9日に、「プライム市場における英文開示の拡充に向けた上場制度の整備に係る有価証券上場規程等の一部改正」を公表し、プライム市場会社は、2025年4月1日より決算情報とその他適時開示情報の和英同時開示が義務付けられるとともに、適時開示情報のみならず公衆の縦覧に供される会社情報についても、和英同時開示の努力義務が課された。
会社の経営方針から財務情報まで、海外投資家がその企業価値を判断するために必要な情報が網羅的に記載されている有価証券報告書の英文化には、ディスクロージャー、翻訳、そして会計の3つの分野において高い知識と豊富な経験が必要となる。
この3つの分野の知見と経験を持つPwC Japan監査法人と宝印刷は、双方の強みを掛け合わせることで、単なる日本語の英訳ではない、海外投資家に向けた英文開示書類作成支援サービスを提供する。第一弾として、投資家とのエンゲージメント強化を目指し、有価証券報告書の財務パートへの「プロフェッショナル・レビュー」サービスを2025年1月から開始予定にしている。また宝印刷は商品説明のセミナー開催も予定している。
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