【物　流】阪急阪神エクスプレス　佐渡トキ保護センターから中国にトキ１６羽を輸送

阪急阪神エクスプレスは、新潟県佐渡トキ保護センターで２０１６年から２０２２年に生まれたトキ１６羽（雄７羽、雌９羽）の中国返還にあたり、２０２４年１０月３０日から３１日にかけて、佐渡トキ保護センターから中国・北京の北京首都国際空港までの輸送をサポートした。

２０２４年１０月３０日、検疫を終えたトキ１６羽はトラックに積載され、１６時２０分に佐渡トキ保護センターを出発した。両津港からは車に乗せた状態でフェリーに乗船後、新潟港に上陸、新潟からはトラックで陸送し、翌日１０月３１日５時３０分に羽田空港に到着した。

絶滅危惧種であるトキの保護・繁殖を推進するため、日本・中国両政府間で締結された覚書に基づき、中国から日本へ提供されたトキの子の半数を返還することになっている。今回は２０１６年以来８年ぶりの日本から輸出される。

阪急阪神エクスプレスは、動物輸送のパイオニアとして、これまでの経験と実績を活かしながら、輸送を通じて絶滅危惧種の保護、生物多様性の保全に協力していく。

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