【物 流】ヤマトホールディングス ナカノ商会の連結子会社化を発表
ヤマトホールディングス(以下 ヤマト)は、ナカノ商会の株式を取得することを発表した。ヤマトはナカノ商会の発行済み株式の87.7%を保有し、ナカノ商会はヤマトの連結子会社になる。
ナカノ商会の株式取得に至った経緯としては、ヤマトは2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「サステナビリティ・トランスフォーメーション2030~1st Stage~」において、基盤領域(エクスプレス事業(以下 EXP事業))の利益成長に向けた収益拡大および宅急便ネットワークの強靭化、成長領域(コントラクト・ロジスティクス事業(以下 CL事業)、グローバル事業)の拡大による事業ポートフォリオの変革に取り組んでいる。
一方ナカノ商会は、保管・庫内作業・輸送サービスに加え、顧客仕様に再構築した物流施設のサブリースなど、顧客ニーズに合わせた複数の機能を一貫して提供することで、小売事業者や、食品等のメーカー・サプライヤー、EC事業者の上流の物流領域を中心に法人顧客を有している。
ナカノ商会がヤマトグループに加わることで、①CL事業の拡大、②EXP事業とのシナジー創出、③両社リソースの共同利用等コストシナジー創出(CL・EXP事業)などを通じて、法人ビジネス領域を拡大することが見込めるため、ヤマトは株式取得の決定に至った。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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