【流 通】青山商事 神戸大学と共同研究した「肩くるしくないスーツ」を発売

青山商事は「洋服の青山」と「神戸大学」の産学共同研究により、肩への着圧が5分の1になることを実現した「肩くるしくないスーツ」を発売した。

長年「洋服の青山」で培ってきたメンズテーラードの技術にレディスウエアの発想を取り入れることで、従来品よりも肩の可動域が広い着心地の良いスーツを完成させた。神戸大学で衣服圧を研究している井上真理教授との共同研究「特別縫製仕様によるスーツ着用時の衣服内圧の比較検証」により、動きやすさを数値化した。

このジャケットは肩の可動域の広がりと着用時の軽さ柔らかさを表現するために、従来のアームホール全体を縫いつける伝統的な縫製から、レディスウエアの特徴でもある縫い付け箇所を少なくしながらも強度を持たせる縫製に変更した。メンズだけでなくレディスの縫製にもこだわっているからこそ、新たな発想で手掛けることができた。また表地はこの縫製によるメリットを引き出すため独自開発したポリエステル素材を採用した。イージーメンテナンスと着心地の楽さを追求しつつも、これまで培ってきた立体縫製の技術により、キチっと見えするスーツとなっている。


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