【知 識】三井住友信託銀行 マイクロファイナンスを展開する企業に出資
三井住友信託銀行は、アジア・アフリカの12か国において中小零細事業向けの小口金融サービス(マイクロファイナンス)を展開するホールディングカンパニーである五常・アンド・カンパニー(以下 五常)に対して、インパクトエクイティ投資として出資した。
五常は民間版の世界銀行を目指し、金融包摂を世界中に届けることをミッションとして低価格で良質な金融サービスを50か国1億人以上に届けることを目指している。今回調達した資金は、インドやタジキスタンを中心とした既存グループ会社の成長に向けた財務基盤強化とデジタル化の推進、アジア・アフリカ地域において金融包摂に取り組む事業者への出資等に充当する。この一環として、五常は先日、アフリカ最大級のマイクロファイナンスグループであるBaobab Groupへの出資を通じてアフリカに進出したことを公表している。
三井住友信託銀行は2022年4月から、社会課題解決に向けた挑戦や取り組みを資金面からサポートすることを目的として、インパクトエクイティ投資を実施している。同行は今回の出資を通じ、五常が掲げる、誰もが自分の未来を決めることができる世界の実現に向け、世界中の人々が金融サービスにアクセスできるような社会の実現を後押しする。今後もこのような、社会課題解決に向けた挑戦や取り組みをサポートすることで、「資金・資産・資本の好循環」の実現を目指していく。
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