【物 流】JR貨物 2024年9月分輸送動向
JR貨物は、2024年9月分の輸送動向を発表した。当月は台風10号等の自然災害に加え、同社の輪軸組立作業における不正行為に伴う貨車緊急点検により、一時的に列車の運行を停止させたこともあり多数の列車に運休や大幅な遅れが生じたほか、一部貨車の運用停止に伴う編成両数の減の影響もあり、輸送実績は前年を下回った。
コンテナは上記の輸送障害や不正行為の影響があり、積合せ貨物、食料工業品、農産品・青果物等を中心にすべての品目において前年を下回る実績となった。コンテナ全体では前年比 90.5%となった。
車扱では、石油が同社の不正行為に伴う列車運休の影響があったものの、堅調な荷動き
により全体では増送となったほか、石灰石は、顧客の設備改修に伴う出貨調整により
前年を下回った。車扱全体では前年比 96.8%となった。
コンテナ・車扱の合計では、前年比 92.3%となった。
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