【アジア】フォーイット インフルエンサープラットフォームを提供する企業を子会社化
フォーイットはマレーシア現地法人を通じて、東南アジアを中心としたインフルエンサープラットフォーム「PopStar」を提供するYOYO Holdings(以下 YOYO)が発行する株式の過半数を取得し、子会社化した。
YOYOはインドネシアとフィリピンを中心に、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「PopStar」を提供しており、インドネシア・フィリピン国内では最大級の規模を誇る。フォーイットは約20年にわたる日本国内でのパフォーマンスマーケティングプラットフォーム「afb」運営のノウハウを活かし、2017年よりグローバルパフォーマンスマーケティングプラットフォームとして「Webridge」の展開を進めている。
近年、日本企業の海外展開、海外企業の日本参入、海外企業の海外展開という3つの軸におけるグローバルマーケティングの需要が顕著に高まってきており、フォーイットは日本国内での成功を基盤に、これまでに中国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムへと展開を果たしている。
YOYOが主要な事業拠点とするインドネシア・フィリピンは共に平均年齢が若く、インドネシアでは2030年には人口が3億人突破することが見込まれていること、フィリピンでは周辺国と比較しても高い経済成長率を維持していることなどから、急速に成長する魅力的な市場として注目を集めている。
今回のYOYOの子会社化により、グローバルブランドを顧客に有する、インドネシア・フィリピンの事業基盤、ソーシャルメディアプラットフォーム「TikTok」との強固なアライアンス、30万人を超えるインフルエンサーを抱えるプラットフォーム「PopStar」がフォーイットグループの傘下に入る。これにより同社が有する「Webridge」のグローバル展開をさらに加速させ、世界中の広告主および媒体社へのサービス提供が可能になると考え、今回の株式取得に至った。
また、YOYO単体においても、中長期的には、更なる事業拡大を目的とした東南アジア市場におけるスイングバイIPOも積極的に検討していく。
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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