【環 境】UCC上島珈琲 「水素焙煎ならではのおいしさ」創出に成功
UCC上島珈琲は、水素を熱源とした焙煎とこれまで培ってきた焙煎ノウハウの組み合わせにより、従来の熱源では実現できない「水素焙煎ならではのおいしさ」を創り出すことに成功した。2025年4月に予定している世界初の量産(※)に先駆け、2024年10月9日より同社直営のコーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」の一部店舗や公式オンラインストア等でワンドリップコーヒー製品、炒り豆製品を数量限定で発売する。
コーヒー豆の焙煎工程の熱源には、一般的にCO2排出を伴う天然ガスを使用するが、同社は燃焼時にCO2を排出しない水素火炎を熱源とした水素焙煎に着目して2022年より研究開発を開始した。現在は小型のテスト焙煎機で実証研究を重ねており、2025年4月にレギュラーコーヒー製造の主力工場である「UCC富士工場」において、世界で初めて大型水素焙煎機で水素焙煎コーヒーを量産し、本格的な販売を予定している。
同社は、2022年4月に制定したUCCサステナビリティ指針に向けた取り組みのひとつとして、水素の熱源利用・カーボンニュートラルなコーヒー製造への挑戦を続けていく。
※ 世界で初めて大型水素焙煎機で水素焙煎コーヒーを量産
・UCC調べ
・水素熱源に対応するかたちで焙煎機そのものを独自に設計・開発し、継続的に水素焙煎コーヒーを生産・販売
・年間キャパシティ3,000トン以上
・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です
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