【物 流】セイノースタッフサービス 外国人雇用推進で協業 物流業界の人手不足対応
セイノーホールディングス傘下で、人材派遣・人材紹介を行うセイノースタッフサービスは、外国人材採用支援・育成事業などを行うフォースバレー・コンシェルジュと、2024年9月1日に業務提携し、物流業界などの人手不足解決に向けた協業を、同年10月1日より開始した。
人口減少、少子高齢化、物流の2024年問題などを背景として、物流業界では人手不足が課題となっており、2030年には日本全国の35%の荷物が運べなくなるという試算がされている。物流業界の人手不足はドライバーに限った話ではなく、トラックでの安全な輸送を支える整備士の不足はより深刻である。
輸送事業を主とするセイノーグループの一員として、セイノースタッフサービスは2021年3月に外国人雇用推進課を設立し、これまで約100名の外国人材を供給しており、物流業界などでの外国人雇用を積極的に支援している。
フォースバレー・コンシェルジュは、日本の大手グローバル企業、IT企業を中心に地方・中小企業まで約400社との取引実績がある外国人材領域の草分け的企業で、特定技能人材の採用に必要な二国間協定の厚生労働省への届出数も業界随一であり、高度専門分野に強みを持っている。
セイノースタッフサービスは今回の業務提携で、従来、供給可能だった定住者や永住者、特定技能人材だけでなく、整備士やIT人材などの高度外国人材の供給も可能になり、幅広い就業資格に対応できるようになる。今後は、生活環境の整備や資格取得、日本語教育のフォローなども検討しながら、顧客の要望に合わせた人材の供給で、物流業界のみならず、日本の人手不足解決に向け、外国人雇用推進に取り組んでいく。"
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