【流 通】ファンケルとTOPPAN 「体温を見える化するシール(仮称)」の社会実証

ファンケルとTOPPANは、2024年10月に横浜市立今宿南小学校と横浜市立本牧南小学校の2校で実施される課外活動において、温度によって色が変わるシールを使った、児童の体温を見える化する社会実証を実施する。

この実証では、両社が共同開発した「体温を見える化するシール(仮称)」を児童の前腕外側に貼付した状態で課外活動をすることにより、同製品の教育現場における受容性について検証する。

昨今の気温上昇により、日常生活における暑熱環境下での熱中症が社会問題となっている。教育現場においても、暑熱環境下による熱中症対策が児童の命(健康)を守るためには非常に重要となってきており、実際に教育現場における熱中症事故は、合計で毎年5,000件程度発生している(※)。

このような中で、ファンケルが持つ「体温を見える化をする研究技術」とTOPPANが持つ「フィルム製膜技術」を組み合わせることにより、視覚的に人の「体温を見える化するシール(仮称)」を開発することで、暑熱環境下による社会課題の解決を目指す。


※ 出典:学校における熱中症対策ガイドライン作成の手引き(環境省・文部科学省)


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