【知 識】りそなホールディングスとJCB 法人分野で業務提携
りそなホールディングスとJCBは、中小企業の決済業務を起点とした課題解決に向けて、法人分野における業務提携契約を締結した。
中小企業は労働人口減少や時間外労働の規制強化を背景に、生産性向上が喫緊の課題とされている。特に、請求・支払いや資金管理業務において、電帳法改正や手形・小切手の廃止などの商習慣が急激に変化しており、キャッシュフローの改善と資金管理の一本化を目的としたクレジットカードの増加(※)や非金融企業の企業間決済業界の参入による様々なサービスの提供などにより、中小企業の決済構造が大きく変わってきている。
今回両者は、りそなグループが持つ金融データ・顧客基盤・チャネルと、JCBが持つキャッシュレス決済に関するノウハウ・技術・決済ネットワークを掛け合わせて、決済を起点とした法人分野における新たなソリューションを共同で検討・開発し、中小企業の生産性の向上に貢献する。
また中小企業の資金繰りや支払いニーズに柔軟に対応できるような多様な選択肢の提供を目指す。中小企業の経費支払、仕入などあらゆる決済シーンをサポートするためにカードの利用枠を増やす、高額短期与信サービスの開発など新たな付加価値の創出により、利便性向上を図る。
※ 日本の法人クレジットカード発行枚数は2014年3月末から2023年3月末の9年間で約2倍の639万枚から1,201万枚に増加(クレジットカード発行枚数調査結果 日本クレジット協会参照)
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