【環 境】NEDO ベトナムで省エネ型エビ養殖統合システム稼働 バイオマス利用
NEDOはバイオマスを利用した「省エネ型エビ養殖統合システム」を本格的に稼働し、ベトナム南部・ティエンザン省にある現地企業TH AQUA社で開所式を行った。
「省エネ型エビ養殖統合システム」は、養殖の汚泥と現地で生産されているレモングラスの廃棄物から生成されるバイオガスを燃料とする固体酸化物形燃料電池を活用して発電する。ベトナムでは、養殖で排出される汚泥の処理について確率されておらず、周辺土壌の汚染が社会的課題となっており、システムは主要産業の安定的発展に寄与するものとして支援を受けて実現した。
NEDOは助成事業「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業」の一環として、環境に配慮した新システムでエビの養殖確立に取り組んでいる。今後、IoTの活用による養殖効率の向上を図る。この事業の取り組みを通じて、国内外のエネルギー転換・脱炭素化や日本のエネルギー関連産業の国内外への展開を目指す。
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