【流 通】ホタテの廃棄貝殻からできたテトラポッド発表
TBWA HAKUHODOは、北海道猿払村、猿払村漁協、ササキ、清水建設、甲子化学工業、不動テトラ、日本国土開発と共にプロジェクトチームを組み、水産系廃棄物のホタテ貝殻を再利用した、ブルーカーボンテトラポッド「HOTATETRAPOD」(ホタテトラポッド)を発表した。
HOTATETRAPODは、テトラポッドに使用する砂の代わりに猿払村のホタテ貝殻を使用することで、砂の消費量を50%まで抑えた。生物模倣(バイオミミクリー)の考えに基づき、ホタテ貝殻から着想を得たリブ構造をデザインに採用することで、海藻がつきやすくなるため、魚介類の餌場となるだけでなく、海中の炭素を吸収するブルーカーボンの増大を実現している。2024年度以降、北海道オホーツク地方の海岸に設置をするための体制作りをすすめる。
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