【知 識】ハレックスと東京地図研究社 GISソリューション分野で提携

ハレックスと東京地図研究社は売買契約を締結した。提携により、ハレックスが保有する豊富な気象データ活用のノウハウと、東京地図研究社の強みであるGISデータの加工分析、可視化技術が結集する。これにより、将来的には気象予測データやAPIの活用など、多岐にわたる用途での展開を視野に入れ、GISソリューション分野でより高い付加価値を提供する商品やサービスの展開を目指す。

気象データは防災、インフラ、メディア、観光、農林業などの多岐にわたる分野でその価値が認識されており、各分野での課題解決だけでなく、ビジネスにおける新たな価値創出にも活用されている。同時にGISの世界では、活用分野が急速に拡大し、新しいソフトウェアやサービス、さまざまな分野のデータが利用されるようになった。このような背景から、気象データをGIS上に重ね合わせ、他のデータとマッシュアップすることで、さまざまな業種・分野で利用できるサービスの提供が考えられる。

ハレックスが保有する最大過去12年分を含む1キロメッシュの粒度の豊富な気象データを、東京地図研究社がGISソリューション向けに加工し新たなサービスとして提供することで、ハレックスは「「気象」×「IT」の力で生活をより安心で豊かなものに」、東京地図研究社は「地図・地理情報の可能性を柔軟かつ大胆に追求」というそれぞれのビジョンの実現を目指す。


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