【環 境】成田国際空港 搭乗橋で使用されたタイヤの利活用で実証実験を実施
成田国際空港(以下 NAA)はダイトーコーポレーションと連携して、成田空港の搭乗橋(パッセンジャーボーディングブリッジ:PBB)で使用されたタイヤ(以下 使用済みPBBタイヤ)の利活用に関する実証実験を行う。
NAAは昨今、Yahoo!オークションや航空ジャンク市(航空科学博物館開催)への出品等により、廃棄物の資源循環に幅広く取り組んできた。従来、成田空港で排出される使用済みPBBタイヤは産業廃棄物として廃棄していたが、直径1メートル程度と航空機用タイヤ並みの大きさであるため、保管や処分が空港運営上の負担となっていた。
今回、NAAはダイトーコーポレーションに使用済みPBBタイヤを提供し、船舶の防舷材(船の緩衝材)としての利活用方法の検証を行う。空と海をつなぐ画期的な試みの有効性が実証され、継続的な取組に発展すれば、両社のコスト削減のみならず環境負荷の軽減をももたらすことが期待される。
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