【知 識】慈恵医大 産学連携講座「がんサバイバーシップ・デジタル医療学講座」新設

東京慈恵会医科大学(慈恵医大)は、2024年4月1日付で産学連携講座「がんサバイバーシップ・デジタル医療学講座」を新たに開設した。この講座はがんサバイバーが直面する社会的孤立・孤独や医療・介護の不足に対処するために、新たな教育アプローチやデジタル医療技術の研究開発を行うことを目的とし、第一三共、サスメド、Meiji Seika ファルマや・塩野義製薬などの企業との産学連携ならびに共同研究の社会実装を目指す。

またサスメドとの共同研究として実施している「進行がん患者に対するモバイル端末による質問支援を用いた意思決定支援プログラム開発」に関して、2024年6月2日に開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会においてオーラルセッションに採択され、産学連携講座を開設後初の共同研究発表を行った。


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