【物 流】国土交通省 自動運転の社会実装に係る取組を推進
国土交通省は自動運転の社会実装に向けた取り組みを発表した。
完全自動運転である自動運転レベル4の社会実装は、移動の足の不足や担い手の不足の課題への重要な対応策となる。そのため自動運転の新規参入拡大を促し、関係者の裾野を広げるため、初期投資の支援と審査手続の迅速化を進める。
初期投資の支援として、2024(令和6)年4月5日から5月7日まで公募した地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)において、全国約100事業が採択された。
また国土交通省は警察庁・経済産業省と連携して、審査手続の迅速化のため、「自動運転の審査手続に必要な透明性・公平性を確保するための取組」として、
[1]国によるサポート体制の構築、[2]審査内容、手続及び様式等の明確化、[3]過去の審査事例の公表・共有等による審査の円滑化に係る取組を取りまとめた。
これらの取組とデジタル化の徹底により、自動運転に係る審査・行政手続について、2ヶ月で完了させることを目指す。これにより、全国での自動運転の社会実装および事業化が推進される見込んでいる。
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