【知　識】コニカミノルタと横河レンタ・リース　ガス漏えい検査システムで協業

コニカミノルタと横河レンタ・リースは「ハンディ型ガス漏えい検査システム」で協業を開始した。

コニカミノルタの「ハンディ型ガス漏えい検査システム」を、横河レンタ・リースがレンタルサービスすることで、石油化学プラントや工場などの保守効率の向上と点検作業員の業務改善に向けた、ＤＸの推進（現場のスマート化）を支援する。

石油化学プラントや製造工場などでは、火災の原因となる可燃性ガスや環境に影響を与える冷媒ガスの漏えい防止が重要で、一般的にガスの漏えいに対して日常点検や修繕後の検査を実施する場合、配管の継手部分やバルブなど、漏えいの可能性がある全ての箇所について、ガス検知器で直接測定する必要があり、多くの作業工数を要するだけでなく、場合によっては危険も伴う。そのため、点検作業の効率化と点検作業員の業務改善が現場の大きな課題となっている。

コニカミノルタは、発見困難なガス漏れ箇所の特定や煩雑なデータの記録管理を支援する「ガス監視ソリューション」を提供している。コニカミノルタは検査機能を１台に収めたコンパクトモデルを開発・販売しており、自社販売だけでなくレンタル会社と協業し販売チャネルを広げることで、より多くの現場のユースケースに対応し、顧客現場の作業効率化や環境配慮の取り組みへの貢献、および同システムでの事業加速の両立を目指している。

横河レンタ・リースは『所有から利用へ』をコンセプトに、ＩＴ機器から計測器など最新鋭機器をレンタルで提供し、研究・開発から生産・保守メンテナンスまで顧客の事業活動を幅広くサポートしている。これまでに培ったレンタルスキームを活用することでお客様の初期投資リスクを軽減させＤＸ導入を推進している。

コニカミノルタと横河レンタ・リースは、ハンディ型ガス漏えい検査システムをレンタルすることで、現場の定期点検といった短期間の利用ニーズに応える。さらにレンタルによって同システムの導入現場が拡大し、現場のワークフロー改善を促進できると考えている。

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