【流 通】大和ハウス工業 社内起業制度を開始

大和ハウス工業は2024年6月より、人的資本投資の一環として最大300億円を投じ、社内起業制度「Daiwa Future100(ダイワフューチャーワンハンドレッド)」の運用を開始する。

同社は創業100周年となる2055年の"将来の夢"(パーパス)実現に向けて、「第7次中期経営計画」では人的資本の価値向上のため、従業員の複線的な成長機会の提供に努めている。その一環として、将来の大和ハウスグループを担う人財の育成や、挑戦する組織風土の醸成のために、社内起業制度「Daiwa Future100」を設立することとした。

「Daiwa Future100」では、新入社員からベテラン社員、役員まで年齢や職位に関わらず、国内外のグループ会社全従業員約5万人(※)を対象としている。新規事業開発の実績が豊富な外部パートナーと連携して事業検証ができる制度とすることで、事業開発の確度や質を高めるだけではなく、既存事業の延長線にとらわれない事業創出を目指す。新会社の設立にあたって、起案者自らが社長となり、事業化および事業成長を進める。制度導入により、失敗を恐れず、イノベーションの創出を生み出す組織風土を醸成するとともに、将来の大和ハウスグループを形成する「事業群」の創出を期待している。

※ パートやアルバイトを除く、正社員が対象


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