【物 流】全ト協 令和6年度「トラック運送業界における不正改造車排除運動」実施
全日本トラック協会は2024年4月26日、令和6年度「トラック運送業界における不正改造車排除運動」の実施要領を公表した。
全ト協は、安全を脅かし排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因の一つとなっている不正改造車排除のため、年間を通じて運動を実施しているが、各都道府県トラック協会で設定する1か月間を強化月間として、特に重点をおいて運動を実施する。
重点排除項目としては、(1)タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し、(2)灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け並びに保安基準上、装備が義務化されている灯火器(例:側面方向指示器)の取外し、(3)前面ガラスならびに運転者席及び助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼付、(4)マフラーの切断・取外し及び騒音低減機構を容易に取外せる等の基準不適合マフラーの装着、(5)大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し・解除又は不正な改造・変更等が挙げられている。
全ト協は、「広報トラック」2024年5月15日号またホームページ上に運動内容を掲載し、トラック事業者らへ周知を図る。
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