【環 境】佐川急便 サステナブル配送プロジェクトで4.11トンのCO2排出量削減

佐川急便とユーグレナが次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を活用して実施する「サステナブル配送プロジェクト」で、約4.11トンのCO2排出量を削減した。これは樹齢40歳の杉の木が1カ月に吸収できるCO2量の約5,500本分に相当する。これは消費者・荷主・運送事業者の三者が協力して地球温暖化対策に取り組むプロジェクトで、賛同数が845口を達成した。

「サステオ」は、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマスを原料とするバイオ燃料であり、バイオマス原料を活用することから、化石燃料由来の燃料と相対的に比較した場合にCO2削減効果が期待される。その最大の特徴は、分子構造が石油由来の軽油と同じ炭化水素のため、軽油を使用する機械や車両にそのまま利用可能である。

サステナブル配送プロジェクトは、消費者(個人)・荷主(ユーグレナ)・運送事業者(佐川急便)の三者が協力し、通販における配送の一部に「サステオ」を給油したトラックを活用する仕組みで、プロジェクトに賛同する顧客者から「サステオ」導入費用への支援を募り、集まった支援額と同額を両社からもそれぞれ拠出したものである。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です