【環 境】グンゼ プラ50%削減可能ボイル対応食品真空包装用チューブフィルム発売

グンゼは、冷凍環境下での輸送が必要となる食品全般に使用できる、薄く強靭なナイロンポリチューブフィルムをリニューアルし、ボイルにも対応可能な「ピュアラップ FS35NB、FS40NB」を、2024年4月に発売する。

同製品は、これまでの特長である薄膜なのに強靭という機能を保ちながら、ボイル加工に対応することで、セントラルキッチンなどの食品加工現場での解凍時により使いやすくなると同時に、プラスチック使用量が約50%削減可能となる。

プラスチック削減の動きは世界中で加速しており、日本では2022年4月に制定された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」により、事業者や自治体は製品の設計から再利用まで、プラスチックの削減や資源循環を進めるよう求められている。

なかでも生鮮食品である水産・畜産物およびその加工品などは、冷凍環境下での輸送が多く、減容化による強度低下の懸念から、プラスチック削減に向けた対策が取りづらいことが課題となっている。同製品はボイル対応可能なため、業務用惣菜や外食・中食などのセントラルキッチンで加工される食品用途でさらに幅広く使用が可能であり、プラスチックの削減を促進することが期待できる。


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