【物 流】NTTロジスコ 2024年問題に備えた新サービスの提供開始

NTTロジスコは昨今話題となっている物流の『2024年問題』に備え、物流コスト構造を透明化し、持続可能な物流体制を構築し、適正な運賃・料金の収受を支援する「物流料金適正化サポート(ロジビュー)」の提供を開始した。

同サービスは納品先別の物流コスト構造を見える化し、納品条件の見直しによる物流の効率化やコストに見合った適正な物流料金の収受に向けた取り組みをサポート。また、BIツール(※)を活用したロジビューでは、継続的な物流コストの見える化を行い持続可能な物流体制の構築・適正な物流料金の収受をNTTロジスコがナビゲートする。

特徴として、輸配送費や保管費、入出荷作業などの費用を収集・把握し、納品先別に物流コストを算出。納品先ごとの売上高とその他の原価など明確化し、詳細な収支を把握する。商品ごとの物流コスト分解もできる。さらに見える化した物流コストを納品頻度や納品量、ロットサイズなど様々な切り口から分析し、納品先をカテゴリー分けする。加えて、「適頻度適量」での納品を目指した納品条件への見直しや納品先へのコストに見合った適正な料金を設定するための戦略策定を担う。

納品条件の見直し提案や適正な物流料金への見直しを依頼するための提案書作成など、お客様の提案活動をサポートする。また、需要変動の影響を迅速に把握するため、 BIツールを活用し、納品先別の物流コストや関連指標を継続的に見える化し、グラフ表示に加え、納品先別の物流コスト内訳など、データとしてダウンロードも可能となる。

NTTロジスコは、経営ビジョン「私たちはお客様の物流を進化させ続け、お客様と社会に美しく透明な流れをつくる会社です」の実現に向け、顧客が満足する安全かつ最先端の物流を提供し続けるとともに、顧客のサプライチェーン最適化に貢献するサービス・ソリューションを提供し、これらを活用し、客観的な視点で提案することにより、サプライチェーンにおけるプレイヤーをつなぐ「サプライチェーントータルコーディネーター(SCTC)」を目指す。


※ BIツール

様々なデータを見える化して、事業の意思決定に役立てるソフトウェアを指す

BI(Business Intelligence)


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です