【物 流】ナビタイムジャパン ドラレコアプリでAIによる危険運転検知

ナビタイムジャパンは、AIとARを搭載したドライブレコーダーアプリ『AiRCAM』に、スマートフォンのインカメラで撮影した運転者の映像を、AIの顔認識でリアルタイムに解析し、わき見運転や居眠り運転を検知して注意喚起する機能の提供開始する。

この機能は、運転者のまぶたの開閉時間や顔の傾き、角度、時間をAIが検知し、リアルタイムでわき見や居眠り運転を判断して、運転者に対して「前方をよく見て運転してください」と音声で注意喚起する。予め運転者の顔を認識・登録することで、マスクをしていたり、運転者がいつもと違ったりしても判定できるように工夫されている。注意喚起のタイミングは制動距離(ブレーキをかけてから完全に車が停止するまでの距離)を考慮しており、時速が速い場合は早めに注意喚起することで、事故防止性能を高めている。

警察庁の統計によれば、原付以上の運転者において、安全運転義務違反が約71%で最も多く、中でも安全不確認に次いでわき見運転が約18%と事故原因の上位に位置している。これらの兆候を検知し、注意喚起することで、事故防止と事故削減に貢献できることを目指す。


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