【物　流】Ｍｕｊｉｎ　サプライチェーン全体最適化を志向する子会社を設立

Ｍｕｊｉｎは子会社「Ｍｕｊｉｎ　Ｊａｐａｎ」を新設した。Ｍｕｊｉｎ　Ｊａｐａｎは建設業許可を有するソフトウェア基盤のエンジニアリング会社として、独自の統合プラットフォームを活かした、自動化コンサルティング～複雑で高度な自動化設備を構築するインテグレーション～リアルタイムデジタルツイン環境が可能にするリモート運用サポートまでをワンストップで提供する。これにより、変種変量時代を切り拓くユーザーのサプライチェーン全体最適化と、現場データの可視化による分析・改善・経営判断を可能にする。

製造・物流現場では、人手不足や人件費・配送費の高騰、技術漏洩防止などを背景に自動化ニーズが高まる一方で、変種変量や多品種生産の増加によりこれまでの手法では自動化が難しい状況となっている。また、サプライチェーン全体の最適化には、多岐にわたる領域の理解やノウハウと課題解決の自働化手法が求められるため、提供できるサプライヤーが限られていた。これらの課題に応えるべくＭｕｊｉｎの現場経験から得たノウハウと統合制御技術を活かし、次世代工場・倉庫を構築すべくＭｕｊｉｎ　Ｊａｐａｎの設立に至った。

Ｍｕｊｉｎ　Ｊａｐａｎは多種多様な知能ロボット・ＡＧＶ・その他自働化機器、それらを統合管理するＷＣＳ（Ｗａｒｅｈｏｕｓｅ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　Ｓｙｓｔｅｍ／倉庫制御システム）を中心に自働化コンサルティング、自働化設備設計、インテグレーション、データ化による保守の４つを主軸とする自動化統合プラットフォーム「Ｍｕｊｉｎコントローラプラットフォーム」を提供する。これにより、工場・倉庫内の全体最適化や現場データの可視化、リモート運用が可能となり、スマート自動化を実現する。

Ｍｕｊｉｎ　Ｊａｐａｎは、Ｍｕｊｉｎのソフトウェア技術を基盤に様々なハードウェアを組み合わせ、部分最適ではなく全体最適を実現することを目指し、日本の産業の生産性向上に貢献していく。

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