【物 流】JR貨物 2024年1月分の輸送動向を発表

JR貨物は2024年1月分の輸送動向を発表した。

元日に発生した令和6年能登半島地震により一部の顧客で生産設備が被災し、生産活動が停止する影響が生じたものの、前年は強い冬型の気圧配置による減送が大きく、コンテナは前年を上回った。一方、車扱いの輸送は石油などの減送輸送実績合計は、前年を下回る結果となった。

コンテナでは、食料工業品が清涼飲料水やビール類が堅調に推移したほか、一部の顧客での鉄道シフトの動きもあり、前年を上回った。積合せ貨物は宅配便取扱量が減少傾向にあるものの、2024年問題等を背景とするドライバー不足に伴う鉄道シフトにより増送となった。一方で化学薬品は、一部顧客における輸送終了や需要低迷に伴う生産減により荷動きが低調となったほか、エコ関連物資は一部顧客の処理計画変更により前年を下回った。その結果コンテナ全体では前年比101.1%となった。


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