【物 流】東急ストア 「物流2024年問題」解決に向け店舗配送方式を変更

東急ストアは、いわゆる「物流2024年問題」の解決に向けた取り組みの一つとして、2023年2月8日より、東急ストア・ブレッセ全店舗を対象に、店舗への配送方式を効率的な方式に変更した。

社内プロジェクトでは「物流およびサプライチェーン全体の効率化につながる配送方式の検証」を進めており、更なる物流課題の解決に向け、店舗への配送方式を変更することになった。今回の取り組みにより、最大約8%の配送効率の改善につながる。

変更内容は車両効率を前提とした店着時間枠の設定と、積載率の低い便の廃止、納品車両台数の削減で、店着時間枠の設定では、納品車両を満載にしてから各店へ配送することを前提とし、配送効率の向上を優先させる運用に変更する。積載率の低い便の廃止は納品車両の稼働率を向上させ、ドライバーの待機時間を削減させる。最後の納品車両台数の削減では、一部店舗(フードステーション業態)において、加工食品の休配日を設定する。現在は5店舗で実施しているが、2024年度中に11店舗まで拡大する。

東急ストアは今後も、2024年問題やドライバー不足解消に取り組むとともに、将来に向けた食料品の安定供給維持に向けて取り組んでいく。


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