【環 境】古賀電工 植物由来ポリエチレン比率100%の環境配慮型発泡シートを開発

古賀電工は、化学架橋発泡ポリエチレンシートの製造で長年培ってきた組成開発の技術と知見を活かして、植物由来のポリエチレン使用比率100%の環境配慮型発泡シートを開発した。植物由来のポリエチレンを適用することで、同製品のバイオマス度は75%以上になる。

また、同製品を製造するAT・機能樹脂事業部門平塚工場では2022年10月より使用する全電力をグリーン化しており、植物由来のポリエチレンとグリーン電力の使用で、同社従来品と比較して製品単位当たりのCO₂排出量を約40%削減する効果が期待される。

これまでも古賀電工は、無架橋低発泡ポリプロピレンシートであるエフセルシリーズで、再生ポリプロピレン使用比率100%のグレードを開発するなど、環境配慮型製品の充実化を進めている。今後もカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速し、原材料も含めたバリューチェーンマネジメントを通じて、生態系への影響を最小化し、バリューチェーン全体での環境負荷軽減を推進していく。


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