【物 流】JR貨物 2023年12月分輸送動向
JR貨物は、2023年12月分の輸送動向を発表した。発表によると、年末消費の盛り上がりを受け荷動きが堅調に推移する中、コンテナが前年を上回る一方、車扱がセメント・石灰石を中心に減送となり、輸送実績合計は前年を下回った。
コンテナ輸送では、食料工業品が年末需要の増加等により幅広い品目で前年を上回ったほか、積合せ貨物は、年末商戦に向けたECサイトのセール実施や2024年問題等を背景
とするドライバー不足に伴う鉄道シフトにより増送となった。
一方、化学薬品は、一部顧客における輸送終了や需要低迷に伴う生産減により荷動きが低調となったほか、エコ関連物資は、一部顧客の処理計画変更により前年を下回った。コンテナ全体では前年比101.3%となった。
また車扱は、石油が暖冬傾向により灯油及び重油の荷動き低調となったほか、セメントが公共工事の案件減少や顧客の生産計画変更等により前年実績を下回ったことから車扱全体では前年比 93.5%となり、コンテナ・車扱の合計では、前年比98.5%となった。
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