【アジア】三井物産 モビリティ電動化事業を展開するインド企業に出資参画

三井物産はオランダ大手EVバスメーカーのVDLと共に、インドにおいてEKA(エカ)のブランドで電動バス・電動小型商用車製造販売事業を展開しているPinnacle Mobilityに出資参画した。

インド政府は深刻な大気汚染問題への対策として積極的なEV普及政策を推進しており、2030年までに商用車の70%、乗用車の30%、バスの40%、二輪車と三輪車の80%のEV化を掲げている。Pinnacle Mobilityはその中でも2030年までにEV化100%を掲げる公共サービス車両(路線バス、ごみ収集車等)や大都市で需要拡大が見込まれるe-commerceのラストマイル物流に着目し、電動バス及び小型商用車の製造販売事業を拡大していく。

Pinnacle Mobilityのエンジニアリング力と地場調達ネットワーク、VDLが欧州で培った技術力、さらには三井物産のグローバルネットワークを活かし、EKAブランドの元、インドのEV製造開発グローバル・ハブ化を目指すと共に、インド・モディ首相が推進する「メイク・イン・インディア」政策(※)にも貢献していく。


※「メイク・イン・インディア」政策

外国資本を誘致し、製造業の発展を通してインド経済のさらなる飛躍を目指す政策


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