【環 境】福山通運 電気小型トラックによる都内での配送業務の開始

福山通運は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」に参画し、2023年4月からは水素燃料電池小型トラック(以下、FCEV)を都内での配送業務に導入している。同年12月18日からはそれに加え、電気小型トラック(BEV)による都内での配送業務を開始した。

BEVでの配送においては航続距離とエネルギーコスト上昇に課題があるとされており、まずは自社施設内での充電時間の最適化による電力量のピークカットに取り組んでいく。また、両配送方法それぞれの長所を生かしながら最適配置を検討し、配送業務に順次導入していくことにより、運行管理と一体となった車両の稼働を止めることのないエネルギーマネジメントシステムの開発と社会実装に取り組んでいく。

福山通運は今後も、「脱炭素社会の実現への取り組み」、「環境負荷低減による豊かな自然環境づくり」を基本方針とした中期経営計画「Challenge,Change 2023」の目的達成に向けた取組みによりカーボンニュートラルの実現を目指していく。


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