【物 流】日本通運 新たな医薬品物流サービス「NX Pharma-TC」を開始

NIPPON EXPRESSホールディングスグループ会社(以下 NXグループ)の日本通運は、新たな医薬品物流サービス「NX Phama-TC」を開始した。WHO基準のGDP(Good Distribution Practices)認証を取得した医薬専用物流拠点(東日本医薬品センター(埼玉県久喜市)・西日本医薬品センター(大阪府寝屋川市)・九州医薬品センター(福岡県北九州市))と輸配送ネットワークを活用し、全国の医薬品卸売業者へ輸送する。

日本国内の医薬品輸送は、複数の物流事業者が介在するケースが一般的となっているが、今回の取り組みは製薬メーカーの製造所から全国の医薬品卸売事業者までをNXグループのみで輸送し、統一・標準化された品質マネジメントによる物流サービスを提供している。さらに積込から荷卸しまで各ステータスの温度情報、位置情報を車両単位、パレット単位、ケース単位でリアルタイムに追跡することができる。 

このサービスは製薬メーカーを対象としており、製薬大手のCSLベーリングに提供を開始した。NXグループは今後も物流を通して医薬品業界の課題に対応したソリューションを提供していくとしている。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です