【物　流】宮崎・都城市の道の駅で高速道路一時退出を実証

西日本高速道路（ＮＥＸＣＯ西日本）と九州地方整備局は、高速道路の休憩施設不足を解消する取り組みとして、宮崎自動車道・都城ＩＣに近接する道の駅「都城ＮｉＱＬＬ（みやこのじょうにくる）」に、高速道路利用のまま一時立ち寄りを可能とする実証実験を、２０２３年１２月２０日から開始する。

ＥＴＣ２．０搭載車を対象に、都城ＮｉＱＬＬに立ち寄り後、２時間以内に同ＩＣから再流入した場合、高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金に調整される仕組み。利用は順方向に限る。

高速道路からの乗り降りを自由にし、道の駅への立ち寄りを可能とした一時退出社会実験は、休憩や買い物、食事、周辺の交通観光情報の入手等のサービスの提供のほか、広域的な利用者増加による地域活性化の狙いもある。同様の取り組みは現在全国２３箇所の道の駅を対象に実施中である。

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