【流 通】地球の歩き方と近ツリ 中高生向けプログラム「地域の歩き方」を企画

学研ホールディングス・グループ会社の地球の歩き方と近畿日本ツーリストは、「地域探求」をテーマとした中高生対象の初の授業プログラム「地域の歩き方」を共同企画した。

「地域の歩き方」は「地球の歩き方」が長年培ってきた編集ノウハウを学校授業向けにアレンジし、テキスト化および動画化した地域探求をテーマにした授業プログラムで、全国の中・高校で導入できる。

ガイドブック制作には(1)「課題の設定」(2)「情報の収集」(3)「整理・分析」(4)「まとめ・表現」のプロセスが必要であり、これらは学校教育における探究学習に通ずる点に着目した。専門的かつ汎用的でありながら、広く学校環境に合わせられるよう先生主体で進行できる。各プログラムをサポートするワークシートやレクチャー動画も用意しているため、先生はファシリテーションやアドバイスを中心として、専門知識の必要なく授業を展開できる。

プログラムでは「地球の歩き方」仕様のテンプレートを利用する。生徒はガイドブック制作を通し、編集者・読者双方の視点で地域を見つめ、自ら設定したテーマに向けて取材(情報収集)を行う。集められた情報は、限られた誌面の中で整理され、読み手の興味を意識した表現により、ガイドブックとして情報発信される。"地域を学び、人と接し、自分たちの言葉で情報を伝達する"。生徒のより深い学びのため、修学旅行や各種遠征、課外授業等で教育現場に密接に携わる近畿日本ツーリストが、販売と導入をサポートする。


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