【環 境】北陸電力グループ・フレデリッシュ 「ゼロカーボン・レタス」を初出荷

北陸電力グループのフレデリッシュはゼロカーボン・レタスを初出荷した。フレデリッシュのゼロカーボン・レタスは北陸電力から調達した水力発電由来の再生可能エネルギー電力を100%使用して生産されたもので、今回は2021年11月1日から生産されたリーフレタス(グリーンリーフとフリルの2種類)が出荷された。

北陸電力の電源構成は北陸地域の豊富な水資源により、水力発電が約3割を占めており、旧一般電気事業者の中で、全国トップとなっている。その特性を活かし、フレデリッシュでは水力発電の電気を使用してレタスを育成しており、発電時に二酸化炭素を排出しないカーボンフリー電源100%で育成されたレタスを「ゼロカーボン・レタス」と名付けた。また工場のレタスはLED照明を浴びて生育する過程で、光合成により空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を発生させるため、環境にやさしい仕組みとなっている。

環境負荷の少ない持続可能かつ食の安心を届ける植物工場の運営を通して、地域の発展および食の安定供給をはじめとする社会課題の解決に取り組むこととしており、立地する敦賀市のゼロカーボンシティ宣言にも貢献していく。


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