【環　境】リコー　余剰電力自己託送サービス等による建物価値向上プロジェクトを開始

リコーとリコーリースは、Ｍ＆Ｇ　Ｒｅａｌ　Ｅｓｔａｔｅの日本拠点Ｍ＆Ｇ　Ｒｅａｌ　Ｅｓｔａｔｅ　Ｊａｐａｎとともに、「太陽光発電オンサイト　ＰＰＡ＋余剰電力自己託送」等により、信託受益権化された建物の価値向上を目指すプロジェクトを２０２３年１０　月２７日より開始した。

同プロジェクトは、Ｍ＆Ｇが資産管理を行う東扇島ロジスティクスセンターの建物の照明を全面ＬＥＤにすることで使用電力量を半減することに加え、太陽光発電オンサイトＰＰＡ（※）サービスによって東扇島ロジスティクスセンターの屋根上に設置した太陽光発電設備で自家消費する電力をリコーリースが供給し、より環境性と経済合理性を高める。

プロジェクトにより東扇島ロジスティクスセンターにおける系統電力の消費量は、開始前と比較して約７６％削減可能となる等、建物の経済価値の向上とともに、再生可能エネルギーの自家消費と余剰電力の融通によって建物及びＭ＆Ｇのポートフォリオ全体の環境価値向上も同時に実現することができる。

ンサル業務を見据えて、自らが脱炭素化を進める中で獲得した知見、ノウハウを活かし、プロジェクトのとりまとめを行っている。

※　ＰＰＡ（Ｐｏｗｅｒ　Ｐｕｒｃｈａｓｅ　Ａｇｒｅｅｍｅｎｔ）

電力販売契約モデル。電力需要家が発電事業者から再生可能エネルギー電力を直接購入する契約形態で、オンサイトＰＰＡモデルは、電力需要家の敷地内にＰＰＡ事業者が太陽光発電システムを設置し、電力需要家が自家消費する電力を供給する仕組み

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