【知 識】ビズリーチと都立産業技術大学院大学 リスキリングに関する連携協定を締結

ビズリーチは、ビジネスプロフェッショナルが学び続ける環境・仕組みづくりや、学びを通じたビジネスプロフェッショナルのキャリア形成に貢献する産学連携のあり方を体現することを目的に、東京都立産業技術大学院大学と連携協定を締結する。

連携協定では、ビジネスパーソンへビジネス現場に即したリスキリングプログラムを提供するため、プログラムをサポートする「副業先生」をビズリーチ上で募集することや、リスキリングプログラムの共同開発を行う。第1弾の取り組みとして、東京都立産業技術大学院大学が実施するシニア人材マネジメント講座をサポートする副業先生をビズリーチ上で公募する。

ビズリーチが行った調査では、95.0%のビジネスパーソンが「将来的に新しいスキルを身につける必要性を感じる」と回答しており、その理由に「仕事の幅を広げるために、継続的にスキルアップしたいから(68.0%)」、「自身の希少性を向上させ、市場価値を上げたいから(55.2%)」、「中長期的な視点でキャリアを考えると、現状のスキルだけだと不安を感じるから(38.6%)」が上位にあがった。またリスキリングに取り組んでいると回答したビジネスパーソンは67.6%にのぼる。しかし経済協力開発機構(OECD)の調査(※2)によると、仕事に関連した社会人学習の整備度において、日本は他の国に比べて「(市場ニーズとの)整合性」のスコアが非常に低く、ビジネス現場に即した学びの提供が課題となっている。

そのようななか、東京都立産業技術大学院大学は、国内外の産業技術分野において活躍できる高度で専門的な知識・スキルと実務遂行能力を備えた高度専門職業人を養成することを目的に設置された専門職大学院で、3つの産業技術専攻コースにくわえ、「正課外プログラム」の強化を推進しており、入学者に限らずビジネスパーソンに広くリスキリングの機会を提供している。生成AIをはじめとした新しい技術の登場やそれによる産業構造の変化など、ビジネスパーソンを取り巻く環境がめまぐるしく変化するなか、ビジネス現場で求められるスキルを適切に捉え、実践的なプログラムを開発・提供するためには、産学連携が欠かせない。

今回の連携により、副業先生の導入やリスキリングプログラムの共同開発を推進し、ビジネスプロフェッショナル向けにビジネス環境の変化に応じた学びの機会を継続的に提供することを目指す。なお共同開発したプログラムは、ビズリーチ会員にも提供する。


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