【流 通】ライナフ 三井住友海上火災保険と「置き配」盗難保険で協業

宅配需要が増加する中、新しい受取方法として「置き配」への期待が高まっているが、盗難リスクへの懸念から利用を敬遠するケースも存在する。一方で、政府による「置き配」ポイント制度導入などが決定し、「置き配」利用は加速することが見込まれる。

「置き配」盗難保険は運送会社を対象とした保険サービスで、置き配普及の後押しをすべく、運送会社・荷主・利用者が安心して「置き配サービス」の選択ができるよう、「配達後の盗難」に備えた「置き配保険(盗難リスク補償)」(正式商品:動産総合保険 商品付帯契約)を提供する。

置き配した「ECサイトを通じて購入した物品」すべてが補償対象で、注文者の指示により置き配後、受取人が荷物を回収する前に盗難事故にあわれた際、受取人に対して購入金額を補償する。

これまで、日用品での利用にとどまりがちな置き配利用が、この保険により普及が見込まれ、「2024年の物流問題」である再配達、時間指定、労働時間解決に寄与することが期待される。

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