【物 流】JR西日本 山陽新幹線を用いた荷物輸送サービスの実証実験を開始

JR西日本は山陽新幹線を用いた荷物輸送サービスの実証実験「新幹線キャリーサービス」をジェイアール西日本マルニックスと共同で開始する。

同サービスは観光客の荷物を、大阪市内の指定ホテルから福岡市内の指定ホテルまで新幹線を活用して配送する。これにより観光客が大阪を観光し、岡山や広島へ移動した際も手ぶらで観光ができ、観光後は新幹線で福岡まで行くことで福岡を拠点に九州各地にも足を延ばす機会を提案する。

実施期間は2023年10月30日~2024年3月31日の間で、大阪市内提携ホテルで荷物を集荷後、その荷物を新大阪駅から山陽新幹線「こだま」号で博多駅まで輸送し、福岡市内の提携ホテルに配達される。午前に大阪を出発した荷物は、夕方には福岡エリアに到着しており、当日受け取りが可能となっている。価格は荷物1個あたり税込8千円。対象者は大阪、福岡ともに提携ホテル宿泊者限定で提供される。


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