【物 流】丸紅ロジスティクスなど3社 海上コンテナの共同利用を開始

丸紅ロジスティクス、ブリヂストンサイクルとファイントゥデイは3社共同で、2024年問題や環境負荷軽減を目的に、海上コンテナの共同利用のスキームを構築した。

丸紅ロジスティクスが構築したスキームをもとに、中国から自転車の製品・部品を輸入するブリヂストンサイクルが使用したコンテナを、ファイントゥデイの物流拠点に直接輸送し、そのまま中国向け製品の輸出に使用する。これにより、各社拠点と東京港間との空コンテナ返却・送り込み輸送の工程を削減することができ、より効率的な物流の実現が可能となった。

一般的に異業種間でのコンテナラウンドユースでは、それぞれが扱う物量や立地等の各種制約によりコンテナマッチング率の向上は難しいと言われている。しかし今回の取り組みにおいては、ブリヂストンサイクルとファイントゥデイの物量の親和性および相互協力体制、さらに丸紅ロジスティクスが2社用に設置したコンテナのデポプール活用により、安定的なオペレーションを実現させた。

3社は今後も物流における社会課題を解決し、持続可能なサプライチェーンを構築していきたいとしている。

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です