【知 識】紀伊國屋書店、CCCと日販 出版流通改革実現に向け共同出資会社を設立

紀伊國屋書店、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下 CCC)と日本出版販売(以下 日販)は、書店主導の出版流通改革の実現に向けて、2023年10月2日に共同出資会社・ブックセラーズ&カンパニーを設立した。

ブックセラーズ&カンパニーという社名は、書店や本を売る人を意味する英単語「BOOKSELLER」の複数形と、仲間を意味する「カンパニー」を組み合わせたもので、読者、出版社、取次、著訳者、クリエイター、3社を含む全国の書店など、ステークホルダーと共に歩んでいきたいという思いが込められている。

新会社は、書店と出版社が販売・返品をコミットしながら仕入数を決定する、新たな直仕入スキームを実現するために、書店と出版社間の直接取引契約の締結を目指し、参画書店の代表として各出版社と交渉する。


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