【アジア】東急不動産 タイ・バンコク近郊の物流施設開発事業に参画

東急不動産は現地子会社TOKYU LAND ASIAを通じて、タイ大手上場不動産デベロッパーであるOrigin Propertyとタイ大手上場物流事業会社SCG JWD Logisticsの合弁会社であるAlpha Industrial Solutionsが開発を進める物流施設開発事業「アルファ・パントンプロジェクト」に新たに参画する。当該事業への参画により、東急不動産のタイ物流施設開発事業は計4件、タイ事業参画は計9物件になる。

ASEAN域内においては現在、国をまたいだ交通網(経済回廊)の整備が進められており、タイはその中でも地理的に中心に位置していることや製造業が集積していることを背景に、物流マーケットの成長が見込まれている。

今回参画する物件は、タイ最大の湾岸工業地帯を構成するチョンブリ県における物流施設開発案件で、タイ国内でも最大規模の工業団地であるアマタシティーチョンブリ工業団地に隣接、自動車産業をはじめとした幅広い産業からの倉庫需要が旺盛で、平屋建て倉庫2棟から成るマルチ型物流施設。

現在、タイでは新型コロナウィルスの感染が終息し、海外からの人の流入が着実に復調傾向を示している。タイの物流施設はコロナ下においても比較的安定したマーケット動向を示していたが、人の流れや経済が引き続き活性化すれば、タイ物流マーケットの更なる成長につながると考えられている。


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