【知 識】Wolt Japanと日本調剤 処方薬の即時配送を開始

Wolt Japan(以下 Wolt)と日本調剤は、Woltが提供する法人向け即時配送プラットフォーム「Wolt Drive」の活用に係るパートナーシップを締結した。このパートナーシップのもと、日本調剤は2023年9月11日から、東京都と神奈川県内の18店舗で処方薬の即時配送サービスを開始した。

「Wolt Drive」はWoltが法人向けに提供する「サービスとしてのデリバリー(DeaaS:Delivery as a Service)」で、商品の即時配送を希望する様々な企業が、Woltのアプリやウェブサイトに店舗ページを開設することなくWoltの配達システムを利用することで、通常30分程度で顧客への配送が可能になる。

日本調剤はWolt Driveを活用することで、オンライン診療やオンライン服薬指導を受けた患者はもちろん、薬局へ来局した患者へも処方薬の即時配送が可能になった。

新型コロナウイルス流行の経験を経て、感染症対策としてオンライン診療・オンライン服薬指導のニーズが増えており、同時に医薬品の配送を希望する患者が増えている。今後も電子処方箋の普及が進めば、オンライン医療のニーズはますます高まることが予想されている。日本調剤は「Wolt Drive」を活用した処方薬の即時配送も利用可能な店舗を順次増やし、2023年11月には計約120店舗に対応店舗を拡大することで、東京23区内の幅広いエリアを配送地域としてカバーする予定にしており、計画では2024年以降は順次対応店舗を全国に広げていく。


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