【環 境】関西電力と豪・Woodside CCSバリューチェーン構築等を共同検討

関西電力と豪・Woodside Energy(以下 Woodside)は2023年9月5日、日豪間のCCSバリューチェーン構築および合成メタン製造等の共同検討に関する覚書を締結した。

覚書に基づき、関西電力はこれまで培ったCCS事業に関する知見を活かし、同社の国内火力発電所等から排出されるCO2の分離・回収・集約に関する調査および検討を行う。

豪州でCCS事業の開発を進めるWoodsideは開発中の貯留地へ日本から輸送されたCO2を圧入する検討を行うとともに、CO2を元にした合成メタンの製造と日本への輸送について検討する。

これらの取組みにより、CCS事業および合成メタン事業の両事業において、必要な技術やコスト等に関する諸課題を整理することで事業の実現性を評価し、ゼロカーボン社会の実現に向けて検討を加速していく。


※ CCS

(Carbon dioxide Capture and Storage)

排ガスからCO2を回収し地中等に貯留する技術


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です